本日は飛行会員でウインチの修理を実施しました。
グライダーを発航させる方法はいくつかありますが、学生航空連盟では通常「ウインチ曳航」という方法を使用しています。
ナイロン製の曳航索をグライダーに取り付け、曳航索の反対側を約1.5km先のウインチで巻き上げることで、
数十秒の間に高度500m近い高さまでグライダーを浮かび上がらせることが出来ます。
エンジンを持たないグライダーにとって、離陸の動力源となるウインチは安全運行に密接に関わる重要な設備と言えます。
学生航空連盟では、ドイツTOST社のガソリンエンジンウインチを使用しています。
ローター周辺とラジエーター周辺の修整を行い、ガイドプーリーが曳航時に周辺と接触しないよう改善。
また、運用中の温度上昇対策として、ラジエーターホースの取り回しも変更しました。
安全運行に向けて努力をしていきましょう!