本日は、航空業界で勤務されているOBの方が久々に滑空場へ遊びに来られました。
活動報告を頂きましたので、抜粋して掲載させていただきます。
SAFの門を叩いて早9年、OBのIが今回お送りさせて頂きます!
当日は気温も暖かく、滑空場の隣でロードレース(自転車競技)の大会で賑わいをみせつつも、子鳥のさえずりが聞こえだし、可愛らしい花が咲くような、穏やかなスタートでした。
しかしながら、「暖かくなると変な奴が何処からか出てくる」(教官談)のが世の常です。
ならば!僕と学連生活を共に楽しんでくれた変人トリオで今日も盛り上げてくかぁ…と思っていたのですが、参加していた学生さんの数にびっくり!
懐かしの教官や会員の方々だけでなく、爽やかな好青年に成長した学生代表を始め、若いメンバーが熱心に動いており、 古き良き学連の暖かい雰囲気を残しつつ、 新しい風を感じる1日となりました。
地上の準備もスムーズに進み、朝のブリーフィングでは、教官による天気図を使用したWX(ウェザー)の説明法のアドバイス、ドローンと接触してしまつたセスナ機の事例紹介など、小型機(特にグライダー)に特化した出発前確認をしっかり実施しておりました。
…と偉そうな事を言っておりますが、学生時代の僕は座学や地上の準備が大嫌いで全く勉強してなかったです。不勉強が祟りまして、現職場でコッテリ絞られました笑
ただ、航空業界では「他山の石」という言葉がよく使われます。他者の失敗を自分の事だと思え、という意味らしいですが、そのような日頃からの意識がエアマンシップの醸成、ひいては運航の安全に繋がるのだと思います。
フライトですが、サーマルを見つけにくい?WXだったものの、ソロに出てフライトを楽しんでいる会員が沢山いたのが本当に嬉しかったです。お仕事をやりつつ訓練もしっかりやる会員の方々や、学生さんの熱心な働きに頭が下がる思いでした。
大学を卒業後、航空の世界へ本格的に足を踏み入れましたが、各業界で一流の腕前を持つ会員の方々が、これ程までに手厚いサポートしてくれるフライトクラブは本当に少ないと思います。学生時代に学連に参加出来て良かったなぁと改めて感じました。現会員の学生さんも感謝を忘れず、是非このチャンスを逃さずに色んな事を学んでいってほしいと思います!
皆様の楽しいグライダーライフとご安航をお祈りいたします。またお会いしましょう!Bonvoyage!