10月とは思えない暑さの中、今日は17名が参加しました。
どんよりとした曇り空の中でスタートしましたが、午後は青空に美味しそうな積雲といったコンディションとなり、PW-6U、B1-PW-5D、Discus bの3機で楽しみました。
台風も過ぎ去り快晴の一日、14名の参加にて活動を実施いたしました。
降水により滑走路の状況はあまり良くありませんでしたが、PW-6U、B1-PW-5D、Discus bの3機の耐空検査を実施しました。
航空法上の航空機であるグライダーには、その機体が基準を満たし、安全に飛行できることを検査・証明するために、毎年の「耐空検査」が法律により義務付けられています。
飛行機やヘリコプターの耐空検査は、国土交通省の航空機検査官が実施しますが、グライダーについては、民間の「耐空検査員」の検査によって証明を受けることができます。
(興味の有る方は、航空法の第三章第十条からを読んでみてください。また、一般財団法人日本航空協会 「航空と文化」2010年夏期号に佐藤教官がご寄稿された記事がございます。)
毎年の耐空検査では、キャリア52年の耐空検査員であり、本連盟のOBでもあられる佐藤教官にお世話になっています。
佐藤教官による52年間の総検査機体数は、本日3機の検査を終え、本連盟のPW-6U JA60YGでちょうど2000機に到達されたとのことです。
総検査機体数2000機という大変な快挙、本連盟として立ち会うことが出来、大変光栄でした。
おめでとうございます。
(※本記事の掲載時、「本日の3機を加え1992機、まもなく2000機に到達」とご報告させていただきましたが、
過去の履歴を再確認いただいた所、上記の通り同日の検査にて丁度2000機到達とのことでした。
お詫びして訂正させていただきます。 2021/11/3)
注意深く、かつ手際よく検査を進めていただき、またコメントやアドバイスも頂きつつ、無事3機すべて耐空検査に合格しました。
検査に合格した機体を早速準備し、2ヶ月ぶりのフライト再開となりました。
本日も整備活動を実施いたしました。
先日清掃を行ったB1-PW-5Dのトレーラーへ塗装を行う予定でしたが、天候がふるわず塗装は中止しました。
今日は作業しながらのハンガートークに花が咲き、加えて高校生にとっては、先輩方の面白おかしい進路アドバイス、趣味の音楽のこと等々、普段聞かれないような漫談?!がとてもためになったようです。
本日はお昼ごろには解散となりました。
その後、下流の大利根飛行場を拠点に活動している姉妹クラブ SAF MGクラブより、
週明けの台風に備え、モーターグライダーのSuper Dimona JA01DAを分解格納するとの連絡があり、一部メンバーで応援に向かいました。
普段は主翼を取り付けたまま駐機していますが、台風の際などはグライダーと同様主翼・水平安定版を外してトレーラーに格納可能な構造となっています。