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6/25 活動報告

機材のメンテナンスも終わり、久々の訓練日和となりましたが、一昨日の雨の影響で滑走路はまだぬかるみだらけ、
それでも何とか飛びたいということで、滑走路を300mほど短縮運用、離着陸目標はわずか3メートル幅といった厳しい条件でフライトが始まりました。
少しでも目標コースからズレると機体が泥だらけになってしまうため、離着陸は真剣そのもの、定点着陸がとても鍛えられました。

離脱高度は低いながら積雲が点在する条件で、多くの方が滞空を楽しまれていました。

機体が滞空中の地上では、機体の離陸重量ごとに色で分類されたヒューズ(※)の交換作業が行われていました。
(※離陸時の機体に力がかかりすぎないよう曳航索の末端に挿入される金属板で、設計された張力を超えると破断して機体を保護する役割があります。)

  

今日はトレーラー車検の都合で単座機B1-PW-5Dがお休みとなり、複座機PW-6Uにフライトが集中する一日となりました。
また、先週から行われていたウインチ台車の車検は無事終了しました。
車検やメンテナンスも大事なフライトの一部、皆様のご協力に感謝いたします。

6/17-6/18 活動報告

今週はフライトはお休みし、教官宅にてウインチ台車の整備作業が行われました。

曳航用ウインチは台車トラックに積載され、自走で滑走路へ搬入できるようになっています。
車検を受けるためにはこのウインチを一旦取り外す必要があるため、
設備をお持ちの教官宅をお借りし、一旦ウインチを取り外す作業を行いました。
加えて、向こう1年をトラブル無く使用できるよう、消耗した部品の交換なども行いました。

また、滑走路でのフライトは有りませんでしたが、教官・会員の皆様で草刈りを実施頂きました。
初夏から夏の終わりまで、たった1週間開けただけでもフライトに支障が出るほどの草の伸びが続きます。
このため、毎週の草刈りによる滑走路維持作業がとても重要になります。

参加頂いた教官・会員の方、どうも有難うございました。

6/10 活動報告(理事会開催)

本日は滑空場そばの会場にて、今年度1回目の理事会が開催されました。
会長はじめ、理事の皆様、今年度も宜しくお願い致します。

理事会後に滑空場へ向かうと、朝早くからの草刈りの甲斐もあってとても綺麗になっていました。
参加頂いた教官・会員の方、有難うございます。
ただ、ここしばらくの雨のためRW13側の離着陸帯にはかなりの水溜りが残っており、水が引くまで時間がかかりそうです。
RW31側は問題なく離着陸が可能です。

また、ウインチ台車の車検の為の事前準備を行いました。
その後はトレーラーの車検も控えています。
整備・申請・許認可等、グライダーにはフライト以外にも色々な作業がありますが、どれも欠かすことの出来ない活動の一部です。  

6/4 活動報告

本日はフライトはお休み、ウインチのラジエター故障の修理、リトリブの整備や草刈りなどを行いました。
ラジエターの故障(液漏れ)の原因は軽微とわかり、会員の方のサポートで無事修理完了しました。

午後からは、学生航空連盟がNPO法人となって13回目の総会が開催されました。
順調に議事をこなした後は、安全かつ効率的な活動を続けていくため活発な議論が交わされました。

また、NPO法人以前の学生航空連盟時代から総務を担当されていた理事が、本総会をもって退任され、出席者から労いの拍手が送られました。
長い間本当にありがとうございました。

業務を引き継がれた理事の方、また本総会で新任された理事の方、どうぞよろしくお願いします。

  

5/28 活動報告

本日は体験飛行のゲストを含む総勢20名で活動となりました。

上昇気流も比較的有り、ソアリングコンディションの中、複座機PW-6Uは練習生・体験飛行に大忙しの一日となりました。

滑空場の状態は良好です。

加須滑空場の滑走路端には東武日光線が走っており、鉄橋の手前は整地された空き地になっています。
通常の飛行機と異なり、エンジンを持たないグライダーは着陸のやり直しが出来ません。
常に滑走路へ戻れるよう計算して飛ぶことが基本ですが、気象条件などで滑走路外へ着陸せざるを得ないこともあります。
(「アウトランディング」と呼ばれ、グライダーに対しては航空法及び航空法施行規則によって特別に認められています。)

非常時のために、滑走路及び飛行経路の周辺でアウトランディングが出来る場所を把握しておくことは重要です。

 

学生会員の方がウィンチャーの練習を始められました。
初めての今日は10発ほどチャレンジされていましたが、最後の方はほぼ自力でこなしており、飲み込みの早さに驚きです。